キヌカ

先日、書斎にウッドスタンドをおいて、簡易カウンターテーブルを作ったのですが、カウンターの天板にワックスがけをしてみました。
キヌカ
塗ったのは、自然塗料「キヌカ」です。


キヌカの原料は「お米」です。昔から米ぬかを布でくるんで、それで床を磨くと言うことが行われていたそうなのですが、そこからヒントを得て開発された自然塗料だそうです。
キヌカの主な特徴は、
■溶剤を一切使用していない。塗装中の換気は不要。
■粘性が少なく、杉などの針葉樹仕上済材には80㎡/Lの塗布面積
■乾燥時間が短い(2~4時間)
■木に浸透してなじみやすく、木目が際立つ
■自然発火の危険性がなく、塗布後のウェスは中性洗剤で水洗いにて再利用
■低温時でも液状を保ち、冬場の塗装に問題ない
■無臭
■人の肌への刺激は、蒸留水並みの安全性
とのこと。
塗ってみた感想としては、溶剤をいっさい使用していないので、ほんとに無臭で、乾燥時間がとっても短かったです。4時間くらいほっといたら、べたつくような感じはなくなりました。
塗料としてのツヤは弱いですが、塗りムラもほとんど感じず、かえって木の自然な感じがとってもいいと感じました。
天板
口に入っても問題ないので、こんどは子どもと一緒に作業をしてもいいかなと思います。